3/8 北陸オフ 嘘泣き+メガルカリオ
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
レパルダス | ねこだまし | うそなき | でんじは | ちょうはつ | きあいのタスキ | いたずらごころ |
ルカリオ | はどうだん | ラスターカノン | ストーンエッジ | まもる | ルカリオナイト | ふくつのこころ |
サンダース | 10まんボルト | めざめるパワー氷 | うそなき | まもる | いのちのたま | ちくでん |
サザンドラ | あくのはどう | りゅうせいぐん | かえんほうしゃ | きあいだま | こだわりスカーフ | ふゆう |
ギルガルド | ラスターカノン | シャドーボール | みがわり | キングシールド | たべのこし | バトルスイッチ |
マリルリ | アクアジェット | じゃれつく | はらだいこ | まもる | オボンのみ | ちからもち |
第4回北陸オフに参加してきました。予選6勝2敗で2位抜けの後、決勝トーナメント2回戦で優勝したれいさんに敗れてベスト8でした。
パーティは調整不足で穴も沢山あるのですが*1、予想外の結果を残せたので嬉しい半面、やはりグロリアに手が届かなかったのは悔しかったです。
パーティ使用の経緯
Wolfe Glickさんが北米大会で使用したパーティの記事を参考に、自分でも特殊メガルカリオ軸のパーティを考えていたのですが、ある日身内のはらださん(hrddd)がレパルダス+特殊ガルーラのパーティを回していたのを見て、嘘泣きと組み合わせれば悪巧みを積まなくてもスムーズな展開ができるのではと思い、嘘泣きレパルダスとメガルカリオを軸にしたパーティを組んでみようと思いました。
嘘泣きレパルダスが入ったパーティは5世代ではscarさんのレパルスタンやrouさんのレパルウルガなどが有名ですが*2、このルールではウルガモスやボルトロスなどレパルダスと相性が良い特殊アタッカーが使えない上、ファイアローというこの手のパーティにとって鬼門となるポケモンが登場してしまったため、ルカリオ以外の特殊アタッカーはなるべくファイアローに弱くないものを意識して選びました。
パーティの概要
嘘泣きレパルダスのサポートを軸に、メガルカリオ、サンダース、サザンドラ等Sの速い特殊アタッカーで相手を縛っていくのがコンセプトのパーティです。
メガルカリオは進化することで威嚇の有無に関係なくメガガルーラを縛ることができる数少ないポケモンで、ガルーラとサーナイトの両方に強い所が非常に評価できます。
嘘泣きと合わせることで本来苦手なはずのガブリアス等も縛ることが出来ます。
メガルカリオを使う上で鬼門となるのが前述通りファイアローとスカーフボーマンダで、ブレイブバードは耐久調整をすることで耐えるものの、フレアドライブで上から縛られてしまいます。スカーフボーマンダの炎技は大文字だと耐えることができません。
そこでファイアローに対してはブレイブバードを耐えることができ、ファイアローを上から縛ることが出来るポケモンとしてスカーフサザンドラ、サンダースを横に並べることで対処することにしました。
スカーフボーマンダに対しては、レパルダスで電磁波を入れるか、ルカリオ方向からサザンドラ、マリルリを投げることで対処します。
個別
レパルダス
156-108-78-*-78-173 ようき
パーティの軸で、猫だまし、嘘泣き、電磁波と味方の特殊アタッカーのサポートに特化させています。
4枠目の技が挑発となっているのは、相手のドーブル、モロバレルを止めるためです。
このルールでは挑発が使える特殊アタッカーが少なく、仕方なくレパルダスに挑発を仕込むことにしました。
本当ならイカサマやアンコールなど、この枠には別の技を入れたいところです。
ルカリオ
168-117-91-149-91-150
→168-148-109-174-91-174 おくびょう
パーティのエースで、相手のガルーラ、サーナイトの両方を単体で縛ることができる貴重なポケモンです。
またレパルダスやサンダースの嘘泣きと合わせることで、本来苦手なガブリアスをはじめとした、非常に広い範囲のポケモンを上から縛ることができます。
3枠目の技は相手のメガリザードンYを意識してストーンエッジを仕込みましたが、オフでは一回も使わなかったため別の技でも良いかもしれません。
努力値はまず進化後に最速106族(カエンジシ、レパルダス)を抜けるようにSに振り、次に波動弾で無振りガルーラを倒せるようにCに振りました。
残りを耐久に振ることで、持ち物なしのガブリアスのダブルダメージ地震を高乱数で耐えることができ、ガブリアスが襷で嘘泣き+特殊技を耐えてきた場合に一応保険が効きます。
微妙に火力が足りない場面もあり、配分については考える余地があると思います。
サンダース
141-*-80-162-115-200 おくびょう
このルールではマイナーポケモンですが、ファイアローのブレイブバードに耐性のある特殊アタッカー。
命の球を持たせることで10まんボルトで耐久無振りのメガリザードンYを、めざパ氷で耐久無振りのガブリアスをそれぞれ縛ることができます。
また、ファイアローよりSが速いことが重要で、前述のようにメガルカリオの横に並べることでフレアドライブによるメガルカリオへの縛りを解除することができます。
レパルダスが倒れた後の嘘泣きサポート役としても活躍でき、自身もレパルダスの嘘泣きの恩恵を受けられるため、このパーティとの相性は良かったです。
難点は物理耐久が致命的に低いことで、メガクチートの不意打ちを耐えることができません。メガガルーラの猫だましでも半分近くHPが削れてしまうため、慎重に扱う必要があります。
サザンドラ
171-*-111-194-111-146 ひかえめ
3体目の特殊アタッカー。相手のフェアリータイプを処理した後の嘘泣き+流星群や嘘泣き+悪の波動の連打が強力です。
フェアリー4倍弱点が痛いですが、ボーマンダより技の範囲が広く、またロトムのメインウェポンを全て半減で受けられることが評価できます。
また、後述のギルガルド、マリルリとの縦の相性補完が非常に優れていることも高評価です。
この枠はもともとスカーフボーマンダが入っていましたが、ロトム(ウォッシュ、ヒート)、ギルガルド、雨パが重いと感じたためオフ前日にサザンドラに変更しました。
パーティの面子が相手のロトムを誘う構成になっているため、サザンドラが活躍する機会は多く、この変更は正解だったと思います。
ただし決勝トーナメントでは流星群を2連続で外してしまい、完全に戦犯でした。
4枠目の技は他に良い技が思いつかなかったので気合い玉にしてみましたが、一度も使わなかったので別の技でもいいと思います。*3
Sに関しては一考の余地があり、オフ当日は実数値146(最速80族+1)で使用しましたが、サンダースの嘘泣きによるサポートが受けられるように実数値133(スカーフ込最速130族-1)辺りにしても良かったかもしれません。
ギルガルド
167-*-170-111-170-82 ひかえめ
前回しゃでオフで使ったのと全く同じ個体です。
上4体がトリパに耐性が全く無く、トリル下で戦える駒が欲しかった為採用しました。
サザンドラと縦の相性に優れ、レパルダスの嘘泣きによるサポートも一応受けることができるため、パーティ全体とのシナジーはそこまで薄くないと思います。
パーティ全体で地面が一貫しているためワイドガードを仕込むか最後まで悩みましたが、結局トリル下で安定して戦う事を重視して残飯身代わり型のまま運用しました。
マリルリ
206-112-100-*-100-72 いじっぱり
ここまでの5体では相手のニョロトノ+キングドラの並びが厳しいと感じたため、この並びに単体で対抗できるポケモンとしてマリルリを採用しました。
パーティ唯一の物理ポケモンで、独自の耐性でパーティの弱点を補ってくれる点が評価できます。
また、相手のスカーフボーマンダに対してルカリオやサザンドラの裏から投げることで起点を作ることができ、そのまま腹太鼓を決めてゲームエンドまで持っていくことができる可能性があるのが強みです。
ただし今回のオフでは雨パと全く当たらず、逆に苦手なロトムやモロバレルと遭遇することが多かったのでマリルリの選出がそもそも少なく、活躍できる機会はあまりなかったです。
反省点、改善点
- ライボルト入りの雨パには電磁波が入れられず、立ち回りが苦しい。