1/17 あんぐらオフ グラカイトリパ



画像でけえ!

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ガルーラ ねこだまし おんがえし けたぐり ふいうち ガルーラナイト せいしんりょく
ドータクン ジャイロボール スキルスワップ トリックルーム まもる メンタルハーブ ふゆう
カイオーガ こんげんのはどう かみなり れいとうビーム まもる あいいろのたま はじまりのうみ
グラードン ふんか だいちのちから いわなだれ まもる べにいろのたま おわりのだいち
ボーマンダ りゅうせいぐん ハイパーボイス かえんほうしゃ まもる ボーマンダナイト いかく
エルフーン がむしゃら アンコール しんぴのまもり トリックルーム きあいのタスキ いたずらごころ

第36回あんぐらオフ(ダブルバトル競技)に参加してきました。

予選Fブロックを7勝1敗で1位抜け、決勝トーナメントを3勝0敗で優勝しました。

念願のあんぐらバッジを手に入れることができて最高でした。ついでに60VP(ヴィクトリアポイント)をゲット。

パーティ

最初はトップメタのグラゼルネを回していたのですが、ミラーが同速ゲーの連続で本当に不毛で、安定して勝てる気が全然しなかったためメタ側に回ることに。
構築のパワーを落とさずグラゼルネ軸にしっかり勝てるパーティを組もうと思いました。

まずこのルール最大の癌であるジオコンゼルネと戦うには、ジオコンを積まれても上からガルーラで殴れるガルーラ入りのトリパが最適だと考えましたが、
よくあるガルーラクレセリアの初手ではクレセの単体の火力が低すぎるため、トリル後の展開がどうしても択ゲーになってしまうことが多かったです。
そこでドータクンに注目しました。ガルーラドータクンの初手ならドータクンがトリル後にゼルネアスをジャイロで殴れるため、トリル後の展開が安定します。

というわけでガルーラドータクンの初手から構築をスタート。
この2体は相手のグラードンが非常に厳しいので、伝説枠の一つはグラードンに強いカイオーガに。
先発ガルーラドータ、後発オーガ+αで対グラゼルネはなかなかいい感じに。
この3体だとメジャー所で相手のナットレイが非常に厳しいため、ナットレイに圧倒的に強く、単体のパワーも優れるグラードンをもう一つの伝説枠としてチョイス。
モロバレルも厳しいですがこれについては後述。
先発ガルーラドータ、後発グラカイを基本選出に。グラカイは一見シナジーが悪いですが、二体が横に並ぶと悲報になってしまうことを除けば縦の相性も良く、天候の取り合いにも強くなれるため扱いに慣れれば強かったです。

残りの2体は回しながら決めました。一体はレックウザギラティナがどうしても厳しかったので、こいつらに強くなれるボーマンダ
もう1体はモロバレルドーブルが入っているパーティにどうしても基本選出では対応できなかったので、見せ合いでこいつらがいてもトリル展開ができるエルフーンに決めました。

なお、このパーティをお貸ししたたけすさん(@haradadadat)が第6回グロリアクラシックでベスト4に入賞、それに便乗して同じパーティで第7回グロリアクラシックに参加した私が一落ちしています。

個別

ガルーラ@ガルーラナイト
ねこだまし/おんがえし/けたぐり/ふいうち せいしんりょく→おやこあい
212-161-100-**-101-110 → 212-194-120-**-121-120 いじっぱり


基本的に先発で投げ、猫でトリルのサポートをした後に倒されるまで殴っていきます。

Sを上げたのは相手のガルーラとミラーした場合にトリルミラーでS関係を明確にするためと、後述のエルフーンとの兼ね合いです。

基本的にこのパーティはトリルから入りますが、相手の初手がガルクレセなど、トリル軸が濃厚な場合は上から殴っていきます。

これは相手のクレセリアとこちらのドータクンがトリル下でスキスワでの天候の取り合いになった場合、負けてしまうからです。

けたぐりは相手のガルーラや、ディアルガ意識です。たまにゼルネアスでジオコンをチラつかせながらガルーラでグロウを積んでくる不逞の輩がいるので、抜けないです。


ドータクン@メンタルハーブ
ジャイロボール/スキルスワップ/トリックルーム/まもる ふゆう
174-155-136-**-137-34 ゆうかん
 (31-31-31-**-31-0)

ガルーラと一緒に先発で投げ、ジャイロでゼルネアスを殴ったり、スキスワでグラオーガのサポートをしたりします。

ドータクンは耐性は優秀ですがクレセと違い手助けを覚えないため、トリルを張った後にレパルダスなどのアンコールをかわすために手助けを打つ、といったプレイングができません。その対策としてメンハを持たせています。

また、ドータクンのジャイロボールはジオコンを積んでいないゼルネアスには最大ダメージで入らず確定一発にならないため、ジオコンの有無を計算に入れて立ち回ることが必要です。


カイオーガ@あいいろのたま
こんげんのはどう/かみなり/れいとうビーム/まもる はじまりのうみ
207-**-111-255-180-110 ひかえめ
(31-**-31-31-31-31の場合)

トリル下で根源を打っていきます。アホみたいな特殊耐久を活かして後投げされることも多いです。

サブウエポンもミラー意識の雷、マンダやレックを殴れる冷凍が抜けなかったため、メインウェポンは根源一本にしました。

オーガを後投げしないと行けない場面も多く、水技がしおふきだと心もとなかったので、命中率の問題は割り切りました。

Sを最遅にしなかったのは、グラードンと並んだ時にSが被るのを避けるためと、後述のエルフーンとの兼ね合いと、手持ちの個体がこれしかいなかったからです。


グラードン@べにいろのたま
ふんか/だいちのちから/いわなだれ/まもる
176-200-180-222-142-85 れいせい
(31-31-31-31-31-0の場合)

トリル下で死に出しから噴火していきます。

グラカイで断崖根源を両採用するとパーティ全体の命中率に難があるのではという懸念があったため、グラードンは命中が安定する特殊型にしました。

グラカイが横に並ぶ場面では断崖が欲しいと思うことが多いので、命中を気にしないなら物理型の方がいいと思うのですが、悩ましいです。

基本的に噴火大地しか打たないため、サブウェポンは環境に合わせて決めればいいと思います。今はホウオウが増えているため、弱点を付ける岩雪崩を採用しています。

特殊耐久に難があるため、配分は試験的にCD振りで使っています。臆病グラの大地までは確定で耐えますが、控え目グラの大地は中乱数なため、かなり怪しいです。
ミラーはスキスワで浮遊を移して対処するのが一番安定すると思います。

本当はエルフーンとの兼ね合いで控え目で使いたかったのですが、手持ちの特殊個体が冷静最遅しかいなかったので冷静で使いました。一応冷静だったおかげで取れた試合もあるので何とも言えないです。


ボーマンダボーマンダナイト
りゅうせいぐん/ハイパーボイス/かえんほうしゃ/まもる いかく→スカイスキン
171-**-100-162-100-167 → 171-**-150-172-110-189 おくびょう

レックオーガ軸やギラティナなど、ガルーラ軸ではきつい相手がいる場合に選出します。

ゼルネアスや猫+ドーブルが相手にいる場合は基本的に出しません。

技は結構適当に選んだので、もっといいものがあるかもしれません。


エルフーンきあいのタスキ
がむしゃら/アンコール/しんぴのまもり/トリックルーム
167-**-150-**-96-108 のんき
(31-**-31-**-31-0)

もう一体のトリル役。相手にドーブルモロバレルがいた場合、ドータクンの代わりに選出して神秘から入ります。

神秘は挑発と違って、ファスガやメンハなどの裏目がないのがダクホ、胞子対策として優秀だと思います。

相手のモロバレルも、神秘さえ貼ってしまえばオーガやグラでゴリ押せることが多いです。

アンコールとがむしゃらはトリルを張った後に仕事ができるように採用しました。

配分はトリル下でタスキがむしゃらから隣のポケモンの追撃を入れられるように最遅。耐久はHB特化でガルーラの捨て身も耐えられるようにしました。
また、一部のポケモンはトリル下でエルフーンより遅くなるよう素早さを上げています。

決勝ではがむしゃらが活躍し過ぎて、使ってる自分もビビってました・・・

動画

動画はいずれもポップチャンネル(@PopChannel1513)様から。

おわりに

初見殺し要素も多いので、やることがバレたらもう勝てないと思いますが、当初の目標だった「構築のパワーを落とさずに、トップメタのグラゼルネ軸に高い勝率を収める」ことがオフで達成できたのは良かったです。

また環境も進んでいくと思うので、新しいパーティやギミックを模索していきたいと思います。

最後になりますが、オフで絡んだり対戦して頂いた方々、お世話になった運営の方々、ありがとうございました!

よく見るとこのエルフーン努力値振り間違えてますね・・・